2024.11.18

【2024年8月最新】上海ディズニー行き方と必要な準備(トランジットビザ)

碧人鈴木

こんにちは！マリスケです

2024年8月トランジットビザを利用して、上海ディズニーへ行ってきましたので行き方と必要な準備について紹介します！

現在、中国入国にはビザが必要となっており、上海ディズニーへ行くハードルは高くなっていると思います。

上海ディズニーへ行ってみたいけど、情報が少なくて不安だなと思っている方に読んでもらえると嬉しいです♪
※あくまでも体験記ですので、実際に行かれる際は最新情報をいろいろチェックしてみてください！

この記事のポイント！

トランジットビザを利用すれば上海ディズニーへ行くのは難しくない！
その他、上海ディズニーへ行くために必要な準備が分かる！

Contents

中国(上海)への入国方法
- ①中国入国ビザを取得する
- ②トランジットビザを利用する
トランジットビザ制度を利用するために必要なもの
トランジットビザ利用時の実際の流れ
おわりに

中国(上海)への入国方法

2024年9月現在、中国(上海)へは日本のパスポートだけでは入国ができず、ビザが必要になります。
コロナ禍以前はパスポートだけで入国できたようですが、コロナから４年以上経った今でもビザが必要となっており、いつビザ無しで入国できるようになるかは分からない状況です。

①中国入国ビザを取得する

１つ目は純粋にビザを取得する方法です。

私たちは仕事の関係で中国ビザを取得したことがあり、手続きに時間もお金も掛かった経験があるので、これをまたやるのはちょっと…と思いビザ取得は諦めました💦

仕事で取得した時は働くためのビザ(Mビザ)で観光のためのビザとは違うので観光ビザであればもう少し簡単かもしれませんが、概要はこんな感じです。

ビザ申請に必要な書類を作成

いろいろな書類を準備して申込書に記載します。不備があると差し戻されます…

ビザセンターへ行く

お近くの中国ビザセンターへ訪問して手続きを行う必要があります。

パスポートを返却してもらう

ビザセンターへ訪問した際にパスポートも渡すことになるので、手続きが完了しパスポートが返却されるのを待ちます。

順調に進んでも１ヶ月以上かかりますし、手続きが複雑なので、プライベートではやりたくないなという感じです（笑）

②トランジットビザを利用する

２つ目はトランジットビザ(ビザ免除制度)を利用する方法です。

中国(上海)を経由して第３国(出発国,中国以外の国)へ渡航する際に144時間(6日間)滞在できる(トランジットビザを発行してもらう)という制度があります。
※上海で入国した場合は144時間ですが、他の場所から入国した場合は72時間の場合もあります。
※あくまでもトランジットという位置付けのため、入国した空港によって行ける範囲が限られます。(上海から入国したら上海周辺のみ)

私たちは今回この制度を利用して上海ディズニー⇨香港ディズニーへ行きました。

トランジットビザ制度を利用するために必要なもの

具体的にトランジットビザ制度を利用するために必要なものを紹介します。

パスポート

言わずもがなですが、パスポートは必須です。

航空券

第３国への渡航も含めた航空券が必要です。

私たちの旅程は下記です。
第３国(香港)→上海→日本というルートも制度上は可能なのですが、個人的には日本→上海→第３国(香港)をオススメします。

なぜかというと、上海行きの飛行機のチェックインの際にビザの確認があるのですが、その時にトランジットビザ利用の説明を日本語でできるからです。

マリスケ

関空（出発地点）の時点で乗り継ぎ便の航空券の確認や上海のホテルの予約書についての確認がありました。

日本(関空)→上海(浦東国際空港)

春秋航空利用

上海(浦東国際空港)→香港(香港国際空港)

香港航空利用

香港(香港国際空港)→日本(関西国際空港)

Peach利用

飛行機は安さ重視で全てLCC利用でしたが、無事に帰ってくることができました！
(帰りのPeachは１時間半ほど遅れましたが（笑）)

春秋航空の機内持ち込み手荷物サイズは他航空会社と比べてかなり小さいので注意してください。(私たちは追加料金を支払いました💦)
春秋航空(中国行き)の機内持ち込み可能サイズ
幅30cm×高さ40cm×奥行き20cm(基本的にスーツケース不可な大きさ)

中国(上海)での滞在先が確認できるもの

上記の航空券の他に中国(上海)での滞在先が確認できるものが必要です。
私たちもそうでしたが、基本的にホテルの予約が確認できるものになると思います。

マリスケ（妻）

航空券だけでなく、ホテルの予約が確認できるものも必要になるので、お忘れなく！

航空券とホテルの予約が確認できるものは紙で用意を！

航空券、ホテルの予約が確認できる書類（予約表など）は紙で用意しておくのが安心です。
航空券とホテルの予約が確認できるものは英語版で用意するのをお忘れなく！

航空券とホテルの予約が確認できる書類について主に確認されるポイントをまとめてみました。
これらのポイントについて書類に記載されているか事前に確認しておくと安心です。

確認されるポイント〜航空券〜

『日本→中国(上海)→第３国』、または『第３国→中国(上海)→日本』の経路になっているか？
中国(上海)での乗り継ぎ時間が144時間以内となっているか？
パスポート番号と名前がパスポートと一致しているか？

確認されるポイント〜ホテルの予約が確認できる書類〜

中国(上海)滞在期間すべての滞在先が確定しているか？
名前がパスポートと一致しているか？(予約代表者名しか記載されていなくても、入国の人数とホテル予約の人数が一致していれば問題無かったです)

※あくまでも私たちが把握できた範囲の確認項目です。他にも確認項目はあるかもしれません…💦

トランジットビザ利用時の実際の流れ

トランジットビザ利用時のおおまかな流れはこんな感じでした！
入国審査時に待たされている時間はドキドキでした…。

関西国際空港（日本）出発時

チェックイン&入国要件の確認(約10分)

チェックインカウンターでトランジットビザ利用に必要な航空券とホテルの予約が確認できる書類について確認があります。航空会社の方がコピーなども取っていました。

浦東国際空港(上海)到着時①

入国カード(一時入国用)へ必要情報を記載

飛行機を降りて、入国手続きに向かう途中に入国カードがあります。
この時、通常の入国用と一時入国用(トランジット用)がありますので、一時入国用に必要な情報を記入しました。

浦東国際空港(上海)到着時②

入国審査

一時入国用の入国カードを渡し、トランジットと伝えました。
その後、紙で用意した上海行き/上海発の航空券のeチケット控えとホテル予約確認書を渡しました。
それらを審査官の方が確認し終わると、入国審査は通過できましたが、トランジットビザを発行するから付いてきてと言われました。

トランジットビザの受取待ち

入国審査場の中央付近の審査官のところまで行き、少し待てと言われました。
5分後ぐらいに中央付近の審査官から呼ばれ、再度航空券とホテル予約確認書の確認を経て、トランジットビザ(パスポートへのスタンプ)を得ることができました！！

出国時は通常通り出国

少し緊張しましたが、上海からの出国時は特に何も聞かれることはなく、通常通り出国できました！！

おわりに

トランジットビザで上海ディズニーへ行くためのポイントは以下の３つです。

日本→中国(上海)→第３国の航空券を予約する。
滞在日数分(4泊以下が安全)の上海市内のホテルを予約する。
上記２つの書類は英語版を紙で用意する。

まだまだ情報が多いとは言えないトランジットビザでの中国渡航ですが、ポイントを抑えておけば難しくはありませんでした。
しかし、入国審査時に待たされたりとかなり緊張感はありましたので、沢山情報を集めて、万全の準備で向かってください！

世界で上海ディズニーにしかないズートピアエリアなど、上海ディズニーならではの魅力は沢山あります！
ビザ無し入国ができないため、香港ディズニーから比べるとハードルが高くなりますが、2番目に行きやすい海外ディズニーではないかと思いますので、ぜひ行ってみてください！

また、上海ディズニーへの不安はビザだけではないと思います。
それらについて、今の上海ディズニーって実際どうなの？というところを記事にしていますので、ぜひ読んでみてください(^○^)/